本物の乾燥肌はグリセリンを使うべし？グリセリンの効果と使い方

お肌の乾燥に悩まされている方はすごく多いはずです。それもそのはず、年齢とともに汚肌の水分量は減ってきますので、誰しもが乾燥に悩まされてしまうようになるのです。私は比較的脂っぽいほう、なんて思っている方も実は乾燥が原因で脂性肌っぽくなってしまっている可能性だってあるのです。乾燥はあらゆる肌トラブルの原因となってしまうわけです。保湿ケアは一応頑張ってはいるけどなかなか解消されない、なんて思っている方もまた多いはずです。乾燥対策には保湿化粧品を使うことが大事になってきますが、成分配合で選ぶことがすごく大事になります。そこで今日注目したいのが「グリセリン」です。

（1）グリセリンの驚異の保湿力とは？

なぜ、グリセリンが今注目されているのかというと、保湿力がかなり高いと言われているからです。グリセリンとよく比較される保湿成分にワセリンがあります。実はワセリンは私たちが思っているよりも保湿力は高くありません。正確にいうと、保湿力自体は高いのですが、水に溶けない油なので、お肌になじんでくれず、表面上でしか保湿力を向上させてくれません。一方でグリセリンは水に溶ける性質を持っており、細胞の中で水と結合して、細胞内から水分量を高めることができるので、内側からしっかりと乾燥を対策することができる保湿成分なのです。

（2）ニキビ肌の方は注意が必要

乾燥対策に非常に役立つグリセリンですが、ニキビ肌の方は少し注意したほうがいいでしょう。というのも、グリセリンはニキビの原因となる可能性が指摘されているためです。それが故、化粧品にあまり配合される機会が少ないのが現状です。万人に合わないものは受け入れられないというのが化粧品ブランドの基本的な考え方なので、この点に関しては仕方ないところがあるでしょう。ニキビ肌の方にはあまりおすすめできませんが、それ以外のお肌の方にはおすすめできるので、乾燥対策に効果的であることを覚えておいてもらいたいものです。

（3）グリセリンのおすすめの使い方

では、ここからはグリセリンの使い方のポイントをみてみたいと思います。グリセリンのいいところは手軽に取り入れられるところだろ私は思います。私の場合ですと、グリセリンを化粧水に1～2滴ほど入れているだけです。これだけで普段使っている化粧水の保湿効果をかなり高めることができます。より乾燥が強い場合は、2～3滴ほど入れてもいいかもしれません。入れ過ぎると皮脂の過剰分泌の原因となるので、限度を越えないように注意しましょう。グリセリンは長期保存にも向いていますので、持っておくと非常に便利ですよ～。