毛穴ケアに効果的なようで実は悪化させてしまう3つのケアと対策術
あらゆる世代で気になる事が多い肌トラブルの一つに「毛穴トラブル」が挙げられると思います。毛穴が広がってしまったり、毛穴が黒ずんでしまったりと、毛穴トラブルは見た目に大きな変化をもたらすことになりますので、しっかりと対策していきたいものです。ただ、その対策を間違ってしまっている方が非常に多いのが問題です。効果的だと思っていたことが実は毛穴トラブルを悪化させてしまう場合が意外と多くありますので、NGケアの例とその対策について見ていきたいと思います。
(1)皮脂を取り除くケアのやりすぎはNG
毛穴の黒ずみが気になると、洗顔ができていないと感じてる方が多いと思います。そのため、皮脂を取り除くために洗顔を入念に行ったりするんですよね。もちろん、洗顔は非常に大事なことなのですが、例えば、皮脂をしっかりと落としたいからとゴシゴシと洗ったりするのはNGです。ゴシゴシ洗うことによってお肌が摩擦によって傷つき、乾燥を加速させて、さらに毛穴トラブルをひどくする場合があるからです。洗顔は泡によって皮脂汚れが吸着されるので、無理にゴシゴシ洗う必要はありません。お肌をマッサージするようなイメージで優しく洗うことが大事です。
(2)パッティングで化粧品をなじませる
皮脂を抑えるような化粧品はたくさんあります。そういった化粧品をしっかりとお肌に吸収させるためにパッティングをされる方がいると思います。実はパッティングはお肌に悪影響しか与えていないと言われています。肝心の化粧品の浸透を良くするという点においても、あまり効果に期待できません。パッティングをすることでお肌に負担がかかり、乾燥に弱いお肌になり、毛穴トラブルは解消されにくくなります。また、水分が蒸発されやすくなるので、保湿ケアの意味もなくなってしまいます。化粧品は手のひらで温めてからお肌にのせてあげるようにしましょう。
(3)カバー力の強いメイク用品を使う
毛穴の開きが目立ちやすくなってくると、それを目立たなくさせるためによりカバー力の高い化粧下地やファンデーションを使う場合があります。カバー力の高いメイク用品を使うことで一時的に毛穴トラブルを隠すことができますが、逆に言えば隠すことしかできません。問題はさらに毛穴トラブルを加速させてしまう可能性があることです。カバー力が高いと毛穴を塞ぎこんでしまうため、皮膚呼吸ができなくなり、毛穴の中で雑菌が繁殖しやすく、皮脂は酸化して黒ずみもひどくなります。毛穴トラブルが気になる方はCCクリームやミネラルファンデーションなどあえてつけ心地の軽いものを選んだほうがいいです。